カテゴリ: Python 更新日: 2025/06/20

Pythonで文字列の長さを取得する方法!len()の基本と応用

Pythonで文字列の長さを取得する方法!len()の基本と応用
Pythonで文字列の長さを取得する方法!len()の基本と応用

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonで文字が何文字あるか調べる方法ってありますか?」

先生

「はい、Pythonではlen()という関数を使うことで、文字列の長さを簡単に調べることができますよ。」

生徒

「関数ってなんですか?難しそう…」

先生

「関数というのは、何かの作業を自動でやってくれる命令のことです。len()は『長さを調べてくれる命令』と思ってOKですよ!」

-

1. Pythonのlen()関数とは?

1. Pythonのlen()関数とは?
1. Pythonのlen()関数とは?

Pythonのlen()関数は、文字列の「長さ(=文字数)」を数えるための関数です。「こんにちは」という文字列には5文字ありますが、それをプログラムで数えてくれるのがlen()関数です。

「れん」と読むと覚えやすいですね。「れん」は「length(長さ)」の略です。

2. len()関数の基本的な使い方

2. len()関数の基本的な使い方
2. len()関数の基本的な使い方

さっそく、len()関数を使ったPythonコードの例を見てみましょう。


text = "こんにちは"
print(len(text))

このコードを実行すると、結果は次のようになります。


5

「こんにちは」は5文字なので、len()関数が5を返してくれます。

3. 直接文字列をlen()に入れる方法

3. 直接文字列をlen()に入れる方法
3. 直接文字列をlen()に入れる方法

変数を使わずに、直接文字列をlen()に入れることもできます。とてもシンプルです。


print(len("おはようございます"))

9

このように、変数を使わなくてもそのまま文字数を数えることができます。

4. 空文字列の長さはどうなる?

4. 空文字列の長さはどうなる?
4. 空文字列の長さはどうなる?

中身が空っぽの文字列(何も書かれていない文字列)にもlen()を使うことができます。


text = ""
print(len(text))

0

このように、何もない文字列の長さは0になります。

-

5. 文字列以外でも使える!リストやタプルの長さを調べる

5. 文字列以外でも使える!リストやタプルの長さを調べる
5. 文字列以外でも使える!リストやタプルの長さを調べる

len()関数は文字列だけでなく、リスト(データの集まり)やタプルにも使えます。


fruits = ["りんご", "みかん", "バナナ"]
print(len(fruits))

3

このように、リストの中にある要素(データ)の数を調べることもできます。

6. len()と組み合わせると便利な使い方

6. len()と組み合わせると便利な使い方
6. len()と組み合わせると便利な使い方

たとえば、ユーザーが入力した文章の文字数が50文字を超えていないか確認したいときに、len()関数はとても役立ちます。


message = input("メッセージを入力してください:")
if len(message) > 50:
    print("50文字以内で入力してください。")
else:
    print("入力ありがとうございます。")

このように、入力された文章の長さを調べて、条件に合わせてメッセージを変えることができます。

7. 日本語と英語の文字数の違い

7. 日本語と英語の文字数の違い
7. 日本語と英語の文字数の違い

Pythonのlen()関数は、1文字を「1つ」として数えます。ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットすべて同じように扱われます。


print(len("Hello"))         # 英語5文字
print(len("こんにちは"))     # 日本語5文字

5
5

このように、日本語と英語の文字数も正確に数えてくれます。

8. len()の注意点:空白(スペース)や改行もカウントされる

8. len()の注意点:空白(スペース)や改行もカウントされる
8. len()の注意点:空白(スペース)や改行もカウントされる

len()関数は、スペース(空白)や改行も「文字」として数えます。たとえば、次の例を見てみましょう。


text = "こんにちは "
print(len(text))

6

「こんにちは」は5文字ですが、後ろに空白があるので全部で6文字とカウントされます。

9. len()を使った練習問題

9. len()を使った練習問題
9. len()を使った練習問題

それでは最後に、len()関数を使った練習問題に挑戦してみましょう。

次のコードで、出力結果は何になりますか?


text = "Pythonは楽しい!"
print(len(text))

正解は次の通りです。


10

感嘆符(!)も1文字として数えられます。

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