カテゴリ: Python 更新日: 2025/05/29

Pythonの書き方を基本から解説!はじめてのPythonプログラム

Pythonの書き方を基本から解説!はじめてのPythonプログラム
Pythonの書き方を基本から解説!はじめてのPythonプログラム

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonでプログラムを書くって、具体的にはどうすればいいんですか?」

先生

「Pythonのプログラムは、決まったルールにしたがって文字を並べていくことで作るんですよ。」

生徒

「えっ、それだけでいいんですか? 難しそうな操作はいらないんですか?」

先生

「基本さえ覚えれば、あとはとても簡単です。それでは、Pythonプログラムの書き方の基本を見ていきましょう!」

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1. Pythonのプログラムはどうやって書くの?

1. Pythonのプログラムはどうやって書くの?
1. Pythonのプログラムはどうやって書くの?

Pythonのプログラムは、「テキスト(文字)のファイル」に命令を順番に書いていくだけです。たとえば「こんにちは」と表示したい場合は、次のように書きます。


print("こんにちは")

たったこれだけで、画面に「こんにちは」と表示されます。英語のように書けて、とても読みやすいですね。

2. Pythonの基本的な命令は「関数」を使う

2. Pythonの基本的な命令は「関数」を使う
2. Pythonの基本的な命令は「関数」を使う

Pythonでは「関数(かんすう)」という形で命令を出します。たとえば、print()は、「画面に表示する」という関数です。関数は名前のあとに丸かっこ () をつけて、その中に命令したい内容を書きます。

文字を表示したいときは、丸かっこの中に「表示したい言葉」を「ダブルクォーテーション(”)」で囲んで書きます。

3. Pythonのファイルを作ってプログラムを書く方法

3. Pythonのファイルを作ってプログラムを書く方法
3. Pythonのファイルを作ってプログラムを書く方法

Pythonプログラムは、次のように進めていきます。

  1. 「メモ帳」や「Visual Studio Code」などのエディタを開く
  2. Pythonのコードを書く
  3. hello.pyのようにファイル名をつけて保存する(拡張子は「.py」)

ファイル名は自由ですが、「半角英数字」で「スペースなし」でつけるのがオススメです。

4. Pythonプログラムの実行方法(Windows)

4. Pythonプログラムの実行方法(Windows)
4. Pythonプログラムの実行方法(Windows)

書いたPythonのプログラムを実行するには、次の手順で行います。

  1. キーボードの「Windowsキー」→「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開く
  2. cdコマンドでPythonファイルを保存したフォルダに移動
  3. python ファイル名.pyと入力してEnterキー

たとえば、hello.pyというファイルを実行する場合はこうします:


python hello.py

画面に「こんにちは」と表示されたら成功です!


こんにちは
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5. 複数の命令を順番に書いてみよう

5. 複数の命令を順番に書いてみよう
5. 複数の命令を順番に書いてみよう

Pythonでは、命令を1行ずつ上から下に順番に書きます。たとえば次のようにすると、2つのメッセージを順番に表示します。


print("はじめまして")
print("Pythonをはじめよう!")

このように、行を変えて書けば、それぞれの命令が順番に実行されます。


はじめまして
Pythonをはじめよう!

6. 半角スペースやカッコのつけ方に注意しよう

6. 半角スペースやカッコのつけ方に注意しよう
6. 半角スペースやカッコのつけ方に注意しよう

Pythonでは、細かい書き方のルール(文法)を守ることがとても大切です。

  • print()のように、かっこを忘れない
  • 文字列(もじれつ)は " "(ダブルクォーテーション)で囲む
  • 全角ではなく「半角」を使う(特に記号やスペース)

たった1文字の間違いでも、エラーになってしまいます。最初のうちは、ゆっくりていねいに確認しながら進めましょう。

7. Pythonのエラーが出たときの対処法

7. Pythonのエラーが出たときの対処法
7. Pythonのエラーが出たときの対処法

もしプログラムを実行したときにエラーが出たら、あわてなくて大丈夫です。

エラーは「どこで、なにが、どう間違っていたか」を教えてくれるサインです。出てきたメッセージをよく読んで、「かっこを忘れていないか」「スペルが間違っていないか」をチェックしてみましょう。

よくあるエラーの例:


# printのつづりを間違えている
pritn("こんにちは")

NameError: name 'pritn' is not defined

このようなときは、正しいつづり(print)に直して再実行してみましょう。

8. Pythonプログラムを書くときに役立つアドバイス

8. Pythonプログラムを書くときに役立つアドバイス
8. Pythonプログラムを書くときに役立つアドバイス

最後に、Pythonをはじめる人が知っておくと安心なポイントを紹介します。

  • 保存はこまめに:書いたコードはすぐに保存しよう
  • 一気にやらない:少しずつ動かして、こまめに動作確認しよう
  • エラーは宝物:間違いから学ぶことが一番の近道です
  • 調べる力も大切:「Python エラー ○○」などで検索してみよう

Pythonは、書けば書くほど上達します。最初の一歩は小さくても、続けていけばどんどんできることが増えていきます。

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