カテゴリ: Python 更新日: 2025/06/16

Pythonの文字列操作完全ガイド!文字列の結合・分割・検索をマスター

Pythonの文字列操作完全ガイド!文字列の結合・分割・検索をマスター
Pythonの文字列操作完全ガイド!文字列の結合・分割・検索をマスター

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonで文字をつなげたり、分けたり、探したりできると聞いたのですが、本当ですか?」

先生

「はい、本当ですよ!Pythonでは文字列操作をとても簡単に行うことができます。」

生徒

「どうやって文字列をつなげたり、分けたりするのか、教えてください!」

先生

「もちろんです。では、Pythonで文字列を扱う基本から詳しく説明していきましょう。」

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1. 文字列とは?

1. 文字列とは?
1. 文字列とは?

Pythonの文字列String)とは、文字の集まりのことです。例えば、「こんにちは」「Python入門」などが文字列です。パソコンの画面に表示される文字や、入力された文章などを扱うときに使います。

2. 文字列の結合(つなげる)

2. 文字列の結合(つなげる)
2. 文字列の結合(つなげる)

文字列の結合とは、複数の文字列を一つにまとめることです。Pythonでは、+(プラス)記号を使うと簡単につなげられます。

例えば、次のように文字列を結合できます。


greeting = "こんにちは"
name = "たろう"
message = greeting + name
print(message)

このプログラムを実行すると、


こんにちはたろう

と表示されます。これが文字列の結合です。

3. 文字列の分割(分ける)

3. 文字列の分割(分ける)
3. 文字列の分割(分ける)

文字列を分割するときは、split()というメソッドを使います。メソッドとは、特別な機能を持った命令のことです。

例えば、カンマで区切られた文字列を分けたいとき、次のように書きます。


data = "りんご,みかん,ぶどう"
fruits = data.split(",")
print(fruits)

実行結果は、


['りんご', 'みかん', 'ぶどう']

となります。split()は、区切り文字を指定することで、その部分で文字列を分けてくれます。上の例ではカンマ(,)を指定して分割しています。

4. 文字列の検索(探す)

4. 文字列の検索(探す)
4. 文字列の検索(探す)

文字列の中に特定の文字や単語があるか探すには、inというキーワードを使います。これは演算子(計算をするときに使う記号や単語)です。

例えば、「Python」という文字があるか調べたいときは次のように書きます。


text = "Pythonは楽しいプログラミング言語です"
print("Python" in text)

このプログラムを実行すると、


True

と表示されます。Trueは「本当」、つまり文字が見つかったことを意味します。見つからなかった場合はFalse(「うそ」)になります。

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5. 文字列の長さを知る

5. 文字列の長さを知る
5. 文字列の長さを知る

文字列が何文字あるかを調べたいときは、len()という関数を使います。関数とは、特定の仕事をする命令のまとまりのことです。


message = "Python入門"
length = len(message)
print(length)

結果は、


8

と表示されます。日本語は1文字でも複数バイトで表されることがありますが、len()文字数を数えます。

6. 文字列を繰り返す

6. 文字列を繰り返す
6. 文字列を繰り返す

文字列を繰り返したいときは、*(アスタリスク)を使います。例えば、同じ文字を何回も並べたいときに便利です。


word = "Python!"
print(word * 3)

結果は、


Python!Python!Python!

となり、文字列が3回繰り返されます。

7. 文字列の大文字・小文字を変える

7. 文字列の大文字・小文字を変える
7. 文字列の大文字・小文字を変える

英語の文字列では、upper()メソッドで大文字に、lower()メソッドで小文字に変換できます。


text = "Python"
print(text.upper())
print(text.lower())

実行すると、


PYTHON
python

と表示されます。文章を強調したいときなどに使えます。

8. 文字列の置換(入れ替え)

8. 文字列の置換(入れ替え)
8. 文字列の置換(入れ替え)

文字列の中の特定の単語を別の単語に入れ替えたいときは、replace()メソッドを使います。


text = "Pythonは楽しい"
new_text = text.replace("楽しい", "面白い")
print(new_text)

結果は、


Pythonは面白い

と表示されます。このように、文字を自由に変えられるのもPythonの魅力です。

9. まとめておさらいしよう

9. まとめておさらいしよう
9. まとめておさらいしよう

ここまでで、Pythonの文字列操作について次のことを学びました。

  • 文字列の結合(+
  • 文字列の分割(split()
  • 文字列の検索(in
  • 文字数の確認(len()
  • 文字列の繰り返し(*
  • 文字の大文字・小文字変換(upper()lower()
  • 文字列の置換(replace()

これらを組み合わせると、色々な文字列操作ができます。ぜひ試してみてください。

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