カテゴリ: Python 更新日: 2025/06/01

PythonでHello World!最初のプログラムを作ってみよう【初心者向け完全ガイド】

PythonでHello World!最初のプログラムを作ってみよう
PythonでHello World!最初のプログラムを作ってみよう

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonのプログラミングを始めてみたいんですが、何から始めればいいですか?」

先生

「最初のステップとして、“Hello World”という簡単な文字を表示するプログラムを作ってみましょう。」

生徒

「“Hello World”ってなんですか?」

先生

「プログラミングの世界では、新しい言語を学ぶときに、最初に『こんにちは世界!』という意味の文字を表示することが伝統になっているんです。」

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1. Pythonのプログラムってどうやって書くの?

1. Pythonのプログラムってどうやって書くの?
1. Pythonのプログラムってどうやって書くの?

Python(パイソン)は、初心者にとても人気のあるプログラミング言語です。文法がやさしく、英語のように書けるので、初めてでも安心です。まずは「Pythonのコード」を書くための場所が必要です。これはノートに文字を書くようなもので、「テキストエディタ」や「IDLE」というソフトを使います。

Pythonをインストールしたときに自動でついてくるIDLE(アイドル)というソフトを使えば、すぐにプログラムを作れます。

2. PythonのIDLEを開いてみよう(Windows・Mac・Linux共通)

2. PythonのIDLEを開いてみよう(Windows・Mac・Linux共通)
2. PythonのIDLEを開いてみよう(Windows・Mac・Linux共通)

Pythonをインストールしたあとは、IDLEを起動します。

  • Windowsの場合:「スタート」→「Python」→「IDLE(Python 3.x)」をクリック
  • Macの場合:「Launchpad」→「IDLE」または「アプリケーション」から起動
  • Linuxの場合:「アプリケーション」→「Python 3」などから起動

白いウィンドウが開いたら、そこが「Pythonシェル」と呼ばれる画面です。ここにPythonの命令(コード)を書いていきます。

3. 「Hello World」を表示するコードを書こう

3. 「Hello World」を表示するコードを書こう
3. 「Hello World」を表示するコードを書こう

それでは実際に、Pythonで「Hello World」を表示するコードを書いてみましょう。とても簡単です。


print("Hello World")

このコードは、「print(プリント)」という命令を使って、「Hello World」という文字を画面に表示するという意味です。print()の中に、表示したい文字を「""(ダブルクォーテーション)」で囲んで書くのがルールです。

4. プログラムの実行結果を見てみよう

4. プログラムの実行結果を見てみよう
4. プログラムの実行結果を見てみよう

Enterキーを押して実行すると、次のような結果が表示されます。


Hello World

たったこれだけで、あなたはもうPythonプログラマーの第一歩を踏み出しました!

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5. Pythonプログラムの保存方法

5. Pythonプログラムの保存方法
5. Pythonプログラムの保存方法

Pythonのコードをファイルとして保存すると、あとから何度でも実行できます。これは「文書を保存する」ことと同じ感覚です。

  1. IDLEのメニューから「File」→「New File」を選んで、新しいウィンドウを開きます。
  2. そこに先ほどのコードを書きます:
  3. 
    print("Hello World")
    
  4. 「File」→「Save As...」から保存場所とファイル名を決めます。たとえば「hello.py」とします。

ここで使う「.py(ドット・ピー・ワイ)」という拡張子(けいしょうし)は、Pythonのファイルであることを意味します。

6. Pythonファイルを実行してみよう

6. Pythonファイルを実行してみよう
6. Pythonファイルを実行してみよう

保存したPythonファイル(たとえば「hello.py」)は、IDLEのメニューから「Run」→「Run Module(F5キー)」で実行できます。

または、ターミナル(黒い画面)を使って次のように実行することもできます。


python hello.py

すると、画面に「Hello World」と表示されます。

7. print関数とは?超初心者向けにやさしく解説

7. print関数とは?超初心者向けにやさしく解説
7. print関数とは?超初心者向けにやさしく解説

print()はPythonで最も基本的な命令のひとつで、「画面に表示してね!」という意味です。パソコンに言葉を伝える方法として、とても大事です。

例えば次のように書けば、好きなメッセージを表示できます。


print("こんにちは!Pythonを始めよう!")

このように、print()関数は、あなたの伝えたい言葉を画面に出してくれる、とても便利な道具です。

8. よくある間違いとエラーについて

8. よくある間違いとエラーについて
8. よくある間違いとエラーについて

もし、プログラムを実行したときに「エラー」が出たら、落ち込まなくても大丈夫です。プログラムの世界では、誰でも最初は間違えるものです。

例えば次のようなミスをすると、エラーになります。


print(Hello World)

このコードはエラーになります。なぜなら、文字列(もじれつ:文字の集まり)を「ダブルクォーテーション」で囲んでいないからです。

正しくはこのように書きます。


print("Hello World")

エラーが出ても慌てずに、「何が違ったかな?」とゆっくり確認してみましょう。

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