カテゴリ: PHP 更新日: 2026/01/20

PHPとは?初心者向けにわかりやすく解説

PHP とは?初心者向けにわかりやすく解説
PHP とは?初心者向けにわかりやすく解説

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「PHPってどんな言語なんですか?」

先輩

「PHPは、Webサイトを作るためのプログラミング言語で、サーバーサイドで動作します。特に、動的なページの作成に向いていますよ。」

新人

「動的なページって何ですか?」

先輩

「例えば、ログインフォームや掲示板、ショッピングカートのように、ユーザーの操作によって表示内容が変わるページのことです。」

新人

「なるほど!じゃあPHPを学べば、そういう機能が作れるんですね。」

先輩

「そうです!では、PHPの基本的な特徴について説明していきますね。」

-

1. PHPとは?

1. PHPとは?
1. PHPとは?

PHP(Hypertext Preprocessor)は、サーバーサイドで動作するプログラミング言語で、Web開発に広く使用されています。PHPを使うことで、ユーザーの入力を処理したり、データベースと連携して情報を取得・表示したりできます。

PHPの主な特徴は次のとおりです。

  • オープンソースで無料で利用できる
  • サーバー上で実行され、HTMLを動的に生成できる
  • データベースと連携し、情報を管理できる
  • HTMLの中に直接埋め込んで書ける
  • 多くのWebサービスやCMS(例:WordPress)で使用されている

2. PHPがどのようにWeb開発に役立つのか

2. PHPがどのようにWeb開発に役立つのか
2. PHPがどのようにWeb開発に役立つのか

PHPは「ユーザーの操作やデータの状況に合わせて、ページの中身をその場で組み立てる」ことが得意です。静的なHTMLだけでは難しい処理を、サーバー側で判断して結果を返してくれるため、初心者でも一歩ずつ実用的な機能を作れます。

  • フォーム送信内容の受け取りと確認表示(例:お問い合わせ)
  • ユーザー認証やログイン状態の管理
  • データベースと連携して記事・商品を一覧表示
  • ショッピングカートや簡単な決済フローの土台づくり

ポイントは、HTMLでページの骨組みを作り、PHPで可変部分を差し込むという役割分担です。まずは「データを用意して、それをPHPで並べる」だけでも“動的なページ”の感覚をつかめます。

ミニサンプル:配列のデータを一覧表示してみる

まだデータベースは使わず、PHPの配列(データの箱)を用意して「記事一覧」を作ってみましょう。実務ではデータベースから取ってくる部分ですが、最初は仕組みを理解することが大切です。


<?php
// 1) 表示したいデータを配列で用意(タイトルと日付)
$posts = [
    ["title" => "はじめてのPHP", "date" => "2025-04-01"],
    ["title" => "フォーム送信の基本", "date" => "2025-05-10"],
    ["title" => "配列で作る簡単な一覧", "date" => "2025-06-15"],
];
?>

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>記事一覧(サンプル)</title>
</head>
<body>
    <h2>最新記事</h2>
    <ul>
        <?php foreach ($posts as $post): ?>
            <li>
                <strong><?php echo htmlspecialchars($post["title"], ENT_QUOTES, "UTF-8"); ?></strong>
                <span>(<?php echo $post["date"]; ?>)</span>
            </li>
        <?php endforeach; ?>
    </ul>
</body>
</html>

この例では、PHPが配列から1件ずつ取り出してHTMLに差し込んでいます。件数が増えても自動でリスト化されるので、「ページを開くたびに最新の状態を生成する」という動的ページのイメージが掴めます。まずはこのような小さな仕組みから始め、少しずつ入力フォームやログイン機能へ広げていくのが学びやすい進め方です。

PHPの基本的なコード例

PHPのコードはページ内で<?php ~ ?>に挟んで書きます。各命令の末尾にはセミコロン(;)が必要です。まずは画面に文字を出す一番小さな例から見てみましょう。ポイントは「echoで文字を表示する」ことだけです。


<?php
// これはコメント(メモ)。動作には影響しません。
echo "Hello, PHP!"; // 画面に文字を出す命令
?>

このコードをブラウザで実行すると、次のように表示されます。うまくいけば、PHPが正しく動いている合図です。


Hello, PHP!

次に、HTMLにPHPを差し込む例です。日時のように「開くたびに変わる情報」をサーバー側で作って埋め込めます。ここでは定番のdate()を使います。


<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>PHPの基本</title>
</head>
<body>
    <h1>PHPの基本</h1>
    <p>現在の日時:
        <?php echo date("Y-m-d H:i:s"); ?>
    </p>
</body>
</html>

書き方のコツは「HTMLは骨組み、PHPは変わる部分」という役割分担です。なお、表示だけのときは短く書けるショートエコー<?= ... ?>)も便利です。


<p>簡易表示: <?= date("Y/m/d") ?></p>

まずはこのレベルで「出力できたか」を確認し、必要に応じて文字列を変えたり、ほかの情報(日時や固定文)を差し替える感覚をつかみましょう。ここまでが“PHPの入口”で、以降の応用(条件分岐や繰り返し)は後の章で扱います。

3. PHPの基本的な特徴

3. PHPの基本的な特徴
3. PHPの基本的な特徴

PHPは、サーバーサイドで動作するプログラミング言語であり、特に動的なWebページを作成するのに適しています。動的なページとは、ユーザーの入力やデータベースの情報に応じて内容が変化するページのことです。

例えば、次のような機能はPHPを使うことで実現できます。

  • お問い合わせフォームのデータを処理して、メールを送信する
  • ログイン機能を実装し、ユーザーごとに異なるページを表示する
  • データベースから情報を取得し、動的にページを生成する(例:ブログ記事の一覧)
  • ショッピングカートや決済機能を作成する

このように、PHPを使うことで、静的なHTMLだけでは実現できないインタラクティブなWebサイトを作ることができます。

4. PHPの基本的な構文

4. PHPの基本的な構文
4. PHPの基本的な構文

PHPの基本的な構文を理解することは、プログラムを作成する上で重要です。ここでは、変数、条件分岐、ループについて説明します。

変数の使い方

PHPでは、変数を定義するときに$記号を使います。変数には文字列や数値などを格納できます。


<?php
$name = "太郎";
$age = 25;
echo "名前: " . $name . "<br>";
echo "年齢: " . $age . "歳";
?>

このコードを実行すると、次のように表示されます。


名前: 太郎
年齢: 25歳

条件分岐(if文)

条件分岐を使うことで、異なる条件に応じて処理を変えることができます。


<?php
$score = 75;
if ($score >= 80) {
    echo "合格です!";
} else {
    echo "不合格です。";
}
?>

このコードを実行すると、変数$scoreの値に応じて異なるメッセージが表示されます。

ループ(for文、while文)

PHPには、繰り返し処理を行うためのfor文やwhile文があります。

for文の例

for文を使うと、指定した回数だけ繰り返し処理を行うことができます。


<?php
for ($i = 1; $i <= 5; $i++) {
    echo "これは " . $i . " 回目のループです。<br>";
}
?>

このコードを実行すると、次のように表示されます。


これは 1 回目のループです。
これは 2 回目のループです。
これは 3 回目のループです。
これは 4 回目のループです。
これは 5 回目のループです。

while文の例

while文は、条件が真の間、繰り返し処理を行います。


<?php
$count = 1;
while ($count <= 3) {
    echo "カウント: " . $count . "<br>";
    $count++;
}
?>

このコードを実行すると、次のように表示されます。


カウント: 1
カウント: 2
カウント: 3
-

5. 簡単なPHPのサンプルコード

5. 簡単なPHPのサンプルコード
5. 簡単なPHPのサンプルコード

ここでは、簡単なお問い合わせフォームを作成するサンプルコードを紹介します。ユーザーが入力した内容を受け取り、表示するPHPスクリプトを作成します。

HTMLフォームの作成


<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>お問い合わせフォーム</title>
</head>
<body>
    <h2>お問い合わせ</h2>
    <form action="contact.php" method="post">
        <label for="name">名前:</label>
        <input type="text" id="name" name="name"><br><br>
        
        <label for="message">メッセージ:</label><br>
        <textarea id="message" name="message" rows="4"></textarea><br><br>
        
        <input type="submit" value="送信">
    </form>
</body>
</html>

送信されたデータを処理するPHPコード


<?php
if ($_SERVER["REQUEST_METHOD"] == "POST") {
    $name = htmlspecialchars($_POST["name"], ENT_QUOTES, 'UTF-8');
    $message = htmlspecialchars($_POST["message"], ENT_QUOTES, 'UTF-8');
    
    echo "<h2>送信された内容</h2>";
    echo "<p>名前: " . $name . "</p>";
    echo "<p>メッセージ: " . nl2br($message) . "</p>";
}
?>

このコードを実行すると、フォームに入力されたデータが送信され、次のように表示されます。


送信された内容
名前: 太郎
メッセージ: はじめまして!PHPを勉強中です。

このように、PHPを使うことでフォームの入力を受け取って処理することができます。セキュリティ対策として、htmlspecialchars()関数を使ってユーザーの入力をエスケープしています。

6. PHPを使うメリット

6. PHPを使うメリット
6. PHPを使うメリット

PHPは、初心者でも扱いやすく、Web開発に適したプログラミング言語です。以下のようなメリットがあります。

無料で使える

PHPはオープンソースの言語であり、ライセンス料がかかりません。そのため、個人開発者から企業まで、誰でも自由に利用できます。

学習が簡単

PHPは比較的シンプルな文法で書かれており、初心者でも学習しやすい言語です。また、HTMLと組み合わせて簡単に動的なWebページを作ることができます。

Web開発に最適

PHPはサーバーサイドの処理に特化しており、HTMLと組み合わせることで柔軟なWebサイトを作成できます。データベースとの連携も容易であり、動的なWebアプリケーションの開発に適しています。

動作環境が整っている

PHPは、多くのレンタルサーバーで標準的にサポートされており、特別な設定をせずに使用できます。そのため、学習から実際のWebサイト開発までスムーズに進めることができます。

7. PHPを使ったWebサイトの具体例

7. PHPを使ったWebサイトの具体例
7. PHPを使ったWebサイトの具体例

PHPはさまざまなWebサイトで活用されています。代表的な例を紹介します。

ブログサイト

WordPressはPHPを使用して構築されたCMS(コンテンツ管理システム)です。PHPを使えば、独自のブログサイトを作成することもできます。

ECサイト(オンラインショップ)

ショッピングカート機能や決済処理を備えたECサイトもPHPで開発されています。例えば、OpenCartなどのECサイト向けプラットフォームもPHPで動作しています。

会員制サイト

PHPを使うと、ユーザーが登録・ログインできる会員制サイトを作成できます。例えば、オンライン学習サイトや掲示板サイトなどがあります。

お問い合わせフォーム

企業のWebサイトにあるお問い合わせフォームもPHPで作られていることが多いです。ユーザーが入力した情報をメールで送信したり、データベースに保存したりできます。

8. PHPを学ぶためのおすすめの方法

8. PHPを学ぶためのおすすめの方法
8. PHPを学ぶためのおすすめの方法

PHPを効率的に学習するための方法を紹介します。

1. 公式ドキュメントを読む

PHPの公式ドキュメント(https://www.php.net/manual/ja/)には、基本的な構文や関数の使い方が詳しく解説されています。

2. オンライン学習サイトを活用する

無料で学べるオンライン学習サイトもあります。

  • Udemy - 動画講座で学べる
  • paiza - 初心者向けの問題集が充実
  • Codecademy - インタラクティブに学習できる

3. 実際にプログラムを書いてみる

学習した内容を活かすには、実際にコードを書いて動かすことが重要です。以下のような簡単なプログラムから始めてみましょう。


<?php
$name = "PHP初心者";
echo "こんにちは、" . $name . "さん!";
?>

このコードを実行すると、次のように表示されます。


こんにちは、PHP初心者さん!

4. 自分でWebアプリを作ってみる

学習が進んだら、自分で簡単なWebアプリを作ってみましょう。例えば、以下のようなプロジェクトがあります。

  • シンプルな掲示板
  • タスク管理アプリ
  • ブログシステム

PHPを使うことで、Web開発のスキルを実践的に身につけることができます。

まとめ

まとめ
まとめ

PHP(ピーエイチピー)は、動的なWebサイトを作成するために非常に適したサーバーサイドのプログラミング言語です。この記事では、PHPの基本的な特徴や構文、簡単なサンプルコード、Web開発における活用方法について丁寧に解説しました。初心者にとって重要なポイントは、「PHPはHTMLと組み合わせて使える」「ユーザーの入力やデータベースの情報を処理できる」「比較的文法がやさしく、学習のハードルが低い」という点です。

特に、PHPの変数や条件分岐(if文)、繰り返し処理(for文、while文)は、他のプログラミング言語でも共通する基本的な考え方であり、Web開発の現場でも頻繁に使われます。また、フォーム処理やログイン認証、データベースとの連携といった実践的な内容もPHPで実現できることから、実際のWebアプリケーション開発にすぐ活かすことができます。

さらに、WordPressやOpenCartといったPHP製のCMSやECサイトが多く使われていることからも、PHPの信頼性と普及度の高さがうかがえます。多くのサーバー環境で標準対応しているため、すぐに学習を始められ、公開までスムーズに行えるのも大きな魅力です。

以下にPHPの特徴を活かしたシンプルなプログラム例を紹介します。


<?php
$hour = date("H");
if ($hour < 12) {
    echo "おはようございます!";
} elseif ($hour < 18) {
    echo "こんにちは!";
} else {
    echo "こんばんは!";
}
?>

このように、PHPでは時間帯によってメッセージを切り替えるなど、ユーザーに応じた動的な表示を簡単に実装できます。こうした処理を積み重ねることで、実用的なWebサイトを構築できるようになります。

初心者の方はまず、変数・条件分岐・ループの3つをしっかりマスターし、簡単な表示処理からスタートすると良いでしょう。そのうえで、フォームやデータベース連携など実践的な機能にステップアップしていくことで、効率よくPHPを習得できます。

最後に、PHPを学ぶうえで重要なのは「手を動かして試す」ことです。自分でコードを書いて動かすことで、理解が深まり、自然と応用力もついていきます。小さなことから一歩ずつ学び、確実に力をつけていきましょう。

先生と生徒の振り返り会話

新人

「PHPって思ってたよりも簡単に始められるんですね!HTMLの中にPHPが書けるのも便利です。」

先輩

「そうだね。PHPは初心者向けの言語とも言われていて、Webサイトの動的な処理を覚えるにはぴったりなんだよ。」

新人

「変数の使い方やif文、for文とか、他の言語にも通じる考え方なんですね。」

先輩

「その通り。PHPで基本をしっかり学べば、他のプログラミング言語にも応用が効くよ。最初は簡単なフォーム作成とかから始めて、少しずつデータベース連携とかも覚えていこう。」

新人

「はい!次はお問い合わせフォームやログイン機能も挑戦してみます!」

この記事を読んだ人からの質問

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プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

PHPとは何の略ですか?正式名称と意味を知りたいです。

PHPは「Hypertext Preprocessor(ハイパーテキスト・プリプロセッサー)」の略で、Web開発に特化したサーバーサイドのプログラミング言語です。動的なWebページを作るのに適しています。

PHPはどんなWeb開発に使われているのですか?

PHPはログイン機能、お問い合わせフォーム、ショッピングカート、掲示板、ECサイト、会員制サイト、ブログサイトなどの動的なWebサービスの開発に広く使われています。
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