PHP の基本構文(開始タグ・コメント・インデント)を完全ガイド!初心者向け解説
新人
「PHP ってどんなプログラミング言語ですか?」
先輩
「PHP は、Web サイトを作るためのプログラミング言語だよ。動的なページを簡単に作れるのが特徴だね。」
新人
「PHP の基本的な書き方ってどうなっていますか?」
先輩
「それじゃあ、まずは PHP の開始タグと終了タグの書き方から説明しよう!」
1. PHP とは?
PHP(Hypertext Preprocessor)は、サーバー上で動くプログラミング言語で、Web ページに動きをつけたいときによく使われます。HTML の中に PHP を直接書けるため、初心者でも比較的扱いやすく、フォームの処理やメッセージの表示など、簡単な動的ページをすぐに作れるのが特徴です。
まずは、PHP が実際にどのように動くのか、簡単なサンプルを見てみましょう。以下のように HTML に PHP を埋め込んで書くと、ブラウザからアクセスしたときに PHP が実行され、結果だけが画面に表示されます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>PHP の基本</title>
</head>
<body>
<?php echo "こんにちは、PHP!"; ?>
</body>
</html>
このコードをサーバーで実行すると、ブラウザには 「こんにちは、PHP!」 という文字が表示されます。PHP が HTML に混ざって動く流れを体験することで、サーバーサイド処理の感覚がつかみやすくなります。
もう少し理解しやすいように、PHP の動作が分かるシンプルな例も紹介します。
<?php
$message = "PHP を学び始めました!";
echo $message;
?>
このように、PHP は「サーバーで処理 → 結果だけブラウザに返す」という仕組みで動くため、動的な Web ページを作るための最初のステップとして非常に学びやすい言語です。
2. PHP の開始タグと終了タグ
PHP のコードを書くときは、必ず <?php で始まり、最後に ?> で閉じます。このタグの中に書かれた部分だけが PHP として実行され、HTML と組み合わせながら動的な処理を行えるのが特徴です。まずは、この「開始タグ」と「終了タグ」がどのように働くのかを理解しておきましょう。
次のサンプルは、もっとも基本的な PHP の書き方です。画面に文字を表示するだけのシンプルな例ですが、PHP がどのように動くかを体験するには最適です。
<?php
echo "Hello, PHP!"; // PHP がサーバー側で実行されて文字を返します
?>
このコードをブラウザで表示すると、実際には PHP の部分は見えず、結果として Hello, PHP! という文字だけが画面に表示されます。PHP が「サーバーで処理してから結果を返す」仕組みが分かりやすく体感できます。
もう少し理解しやすいように、HTML と PHP を組み合わせた例も見ておきましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h1>PHP の開始タグを使ったサンプル</h1>
<p>
<?php echo "PHP がここで実行されています!"; ?>
</p>
</body>
</html>
このように、PHP の開始タグと終了タグを正しく使うだけで、HTML の中に動的な処理を簡単に組み込むことができます。これが PHP を学ぶ最初の大事なステップになります。
3. コメントの書き方
PHP では、コードに説明を加えるために「コメント」を書くことができます。コメントは、プログラムの動作には影響しません。
一行コメント(// または #)
一行コメントは、コードの途中や行末に追加できます。
<?php
// これは一行コメントです
echo "コメントの使い方"; # これも一行コメントです
?>
複数行コメント(/* ... */)
複数行コメントは、長い説明を入れたいときに便利です。
<?php
/*
これは複数行のコメントです。
説明を長く書きたいときに使います。
*/
echo "複数行コメントの使い方";
?>
コメントを活用すると、コードの意味を後から理解しやすくなります。
4. PHP のコードを書くときのルール(インデントの重要性)
プログラムを読みやすくするためには、インデント(字下げ)を正しく使うことが重要です。インデントを統一することで、コードの構造が分かりやすくなり、エラーを見つけやすくなります。
例えば、次のようなインデントがないコードは読みにくいです。
<?php
if(true){
echo "インデントがないと読みにくい";
}
?>
しかし、適切にインデントすると、一目でコードの構造が分かるようになります。
<?php
if (true) {
echo "インデントをつけると読みやすい";
}
?>
このように、インデントを付けることで、条件分岐やループの範囲が明確になり、バグを防ぎやすくなります。
5. インデントのやり方と推奨スタイル(スペース or タブ)
PHP では、インデントの方法としてスペースとタブのどちらかを使用します。どちらを使うかはチームのルールによりますが、一般的には スペース4つ または タブ1つ を使うことが推奨されています。
スペース4つの例(推奨)
<?php
if (true) {
echo "これはスペース4つのインデントです";
}
?>
タブ1つの例
<?php
if (true) {
echo "これはタブ1つのインデントです";
}
?>
どちらを使うかは開発環境のルールに従いましょう。プロジェクトによっては、PSR-12(PHPのコードスタイルガイド)に従い、スペース4つを使うことが一般的です。
6. PHP のコードの見やすさを向上させるためのコツ
PHP のコードをきれいに書くために、以下のポイントを意識しましょう。
1. 適切なインデントを使う
コードのネスト(入れ子)が深くなっても、適切なインデントを使えば構造が分かりやすくなります。
2. 空行を使ってコードを整理する
適度に空行を入れることで、コードの区切りが分かりやすくなります。
<?php
function sayHello() {
echo "こんにちは";
}
echo "関数の前に空行を入れると分かりやすい\n";
sayHello();
?>
3. コメントを適切に活用する
複雑な処理を説明するために、コメントを適切に活用しましょう。ただし、不要なコメントはコードを読みにくくするため、必要な部分にだけコメントを記述するのが重要です。
<?php
// ユーザーの名前を取得して表示する
$name = "太郎";
echo "こんにちは、" . $name . "さん";
?>
4. コードの長さを適切にする
1行のコードが長くなりすぎると読みにくくなるため、適度に改行を入れることをおすすめします。
<?php
// 長すぎるコード(読みにくい)
echo "これは非常に長い文字列を出力するコードですが、適切に改行しないととても読みにくくなります。";
// 適切に改行(読みやすい)
echo "これは非常に長い文字列を出力するコードですが、" .
"適切に改行すると読みやすくなります。";
?>
このように、適度に改行を入れることでコードの可読性を向上させることができます。
5. コードの整形ツールを活用する
コードのフォーマットを統一するために、以下のツールを活用しましょう。
- PHP-CS-Fixer: コードの整形を自動で行うツール
- PHP_CodeSniffer: コードスタイルのチェックツール
- VS Code のフォーマッター: Visual Studio Code でコードの自動整形が可能
7. 実際にPHPの基本コードを書いてみよう(簡単なサンプルコード)
ここまで PHP の基本構文について学んできました。実際に、簡単な PHP のコードを書いてみましょう。
まずは、PHP で「こんにちは、PHP!」と表示するプログラムです。
<?php
echo "こんにちは、PHP!";
?>
このコードを実行すると、以下のように表示されます。
こんにちは、PHP!
次に、変数を使って名前を出力するサンプルを見てみましょう。
<?php
$name = "太郎";
echo "こんにちは、" . $name . "さん!";
?>
こんにちは、太郎さん!
PHP では、$ を使って変数を定義し、文字列を連結することで動的なメッセージを作ることができます。
次に、if 文を使った条件分岐の例を紹介します。
<?php
$age = 18;
if ($age >= 18) {
echo "あなたは成人です。";
} else {
echo "あなたは未成年です。";
}
?>
あなたは成人です。
このように、条件分岐を使うことで状況に応じた処理を実行できます。
8. よくある初心者のミス(タグの閉じ忘れ、コメントの書き方ミス、インデントのズレ)
PHP を始めたばかりの初心者がよくやる間違いについて解説します。
1. タグの閉じ忘れ
PHP のコードは <?php で始まり、適切に ?> で閉じる必要があります。しかし、閉じ忘れるとエラーになります。
間違った例:
<?php
echo "これは間違ったコードです";
正しい例:
<?php
echo "これは正しいコードです";
?>
2. コメントの書き方ミス
コメントを正しく使わないと、コードが正常に動作しなくなることがあります。
間違った例:
<?php
echo "こんにちは"; /* ここでコメントが閉じていない
echo "PHP!";
?>
正しい例:
<?php
echo "こんにちは"; /* ここでコメントが閉じている */
echo "PHP!";
?>
3. インデントのズレ
インデントがズレていると、コードの構造が分かりにくくなります。
間違った例:
<?php
if (true) {
echo "これはインデントがズレていて読みにくい";
}
?>
正しい例:
<?php
if (true) {
echo "これはインデントが適切で読みやすい";
}
?>
インデントを適切に使うことで、コードの可読性が向上します。
9. PHPの基本構文を理解することの重要性
PHP の基本構文を理解することは、Web 開発をスムーズに進めるためにとても重要です。
1. コードの読みやすさが向上する
適切なインデントやコメントを使うことで、他の人が読んでも分かりやすいコードになります。
2. バグを減らせる
タグの閉じ忘れやインデントミスを防ぐことで、エラーの発生を減らすことができます。
3. さまざまなプロジェクトに対応できる
PHP の基本をしっかり学ぶことで、WordPress や EC サイトの開発など、さまざまなプロジェクトで活躍できます。
PHP をマスターする第一歩として、今回学んだ基本構文をしっかり身につけましょう!
まとめ
PHP の基本構文として、開始タグや終了タグの正しい使い方、コメントの種類と記述方法、そしてインデントの重要性についてしっかり学びました。特に、<?php や ?> などの構文ミスやコメントの書き忘れは初心者に多いミスであり、タグの閉じ忘れやコメントの記述ミスは PHP の実行エラーにつながります。
また、インデントにおいてはスペース4つを使うことが一般的であり、PSR-12 などのコードスタイルガイドに従うことで、チーム全体で統一感のあるコードを書くことができます。読みやすいコードは、保守性やチーム開発の観点からも非常に重要です。
コメントについても、一行コメント(// や #)と複数行コメント(/* */)を適切に使い分けることで、コードの意味を明確に伝えることができます。コメントはただの説明ではなく、将来の自分や他人への大切なメッセージとなります。
さらに、空行を使ったコードの整理や、可読性を意識した改行など、プロの現場でも重視されるスタイルも学びました。特に、長い文字列を分割して読みやすくするテクニックや、関数の前後に空行を挿入するといった工夫は、初心者が書くコードの質をワンランク上げてくれます。
PHP の基本文法を理解することは、WordPress のテーマ作成やフォーム処理、データベースとの連携など、将来的な PHP 活用の第一歩になります。以下は、これまでの学びを活かした基本的な PHP コードのサンプルです。
<?php
// 名前を使って挨拶する関数
function greet($name) {
echo "こんにちは、" . $name . "さん!";
}
$name = "花子";
if (!empty($name)) {
greet($name);
} else {
echo "名前が入力されていません。";
}
?>
このコードでは、関数定義・条件分岐・コメント・インデントといった、記事内で解説した内容がすべて盛り込まれています。構造が明確で、読みやすく、修正しやすいコードを書く習慣を、この段階から意識しておくと将来大きな差になります。
今後はさらに、ループや配列、ファイル操作など、PHP の応用的な文法へと進んでいきましょう。そのためにも、今回学んだ「タグ」「コメント」「インデント」といった基本を確実に身につけておくことが大切です。
新人
「PHP の書き方がかなり分かってきました!開始タグやコメント、インデントも大事なんですね!」
先輩
「うん、それぞれの構文が正しく使えるようになれば、エラーも減って読みやすいコードが書けるようになるよ。」
新人
「あと、インデントをちゃんとつけると、自分でも何を書いてるか理解しやすくなりました!」
先輩
「それが一番大事。今後は関数やループ、配列も学ぶけど、この基本ができていればスムーズに理解できるよ。」
新人
「次はもっとPHPの機能を使いこなせるように頑張ります!」
先輩
「いい意気込みだね。焦らず、基本をしっかり固めながらステップアップしていこう!」