カテゴリ: PHP 更新日: 2026/01/10

PHP の基本構文(開始タグ・コメント・インデント)を完全ガイド!初心者向け解説

PHP の基本構文(開始タグ・コメント・インデント)
PHP の基本構文(開始タグ・コメント・インデント)

新人と先輩の会話形式で理解しよう

新人

「PHP ってどんなプログラミング言語ですか?」

先輩

「PHP は、Web サイトを作るためのプログラミング言語だよ。動的なページを簡単に作れるのが特徴だね。」

新人

「PHP の基本的な書き方ってどうなっていますか?」

先輩

「それじゃあ、まずは PHP の開始タグと終了タグの書き方から説明しよう!」

-

1. PHP とは?

1. PHP とは?
1. PHP とは?

PHP(Hypertext Preprocessor)は、サーバー上で動くプログラミング言語で、Web ページに動きをつけたいときによく使われます。HTML の中に PHP を直接書けるため、初心者でも比較的扱いやすく、フォームの処理やメッセージの表示など、簡単な動的ページをすぐに作れるのが特徴です。

まずは、PHP が実際にどのように動くのか、簡単なサンプルを見てみましょう。以下のように HTML に PHP を埋め込んで書くと、ブラウザからアクセスしたときに PHP が実行され、結果だけが画面に表示されます。


<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>PHP の基本</title>
</head>
<body>
    <?php echo "こんにちは、PHP!"; ?>
</body>
</html>

このコードをサーバーで実行すると、ブラウザには 「こんにちは、PHP!」 という文字が表示されます。PHP が HTML に混ざって動く流れを体験することで、サーバーサイド処理の感覚がつかみやすくなります。

もう少し理解しやすいように、PHP の動作が分かるシンプルな例も紹介します。


<?php
$message = "PHP を学び始めました!";
echo $message;
?>

このように、PHP は「サーバーで処理 → 結果だけブラウザに返す」という仕組みで動くため、動的な Web ページを作るための最初のステップとして非常に学びやすい言語です。

2. PHP の開始タグと終了タグ

2. PHP の開始タグと終了タグ
2. PHP の開始タグと終了タグ

PHP のコードを書くときは、必ず <?php で始まり、最後に ?> で閉じます。このタグの中に書かれた部分だけが PHP として実行され、HTML と組み合わせながら動的な処理を行えるのが特徴です。まずは、この「開始タグ」と「終了タグ」がどのように働くのかを理解しておきましょう。

次のサンプルは、もっとも基本的な PHP の書き方です。画面に文字を表示するだけのシンプルな例ですが、PHP がどのように動くかを体験するには最適です。


<?php
echo "Hello, PHP!"; // PHP がサーバー側で実行されて文字を返します
?>

このコードをブラウザで表示すると、実際には PHP の部分は見えず、結果として Hello, PHP! という文字だけが画面に表示されます。PHP が「サーバーで処理してから結果を返す」仕組みが分かりやすく体感できます。

もう少し理解しやすいように、HTML と PHP を組み合わせた例も見ておきましょう。


<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
    <h1>PHP の開始タグを使ったサンプル</h1>
    <p>
        <?php echo "PHP がここで実行されています!"; ?>
    </p>
</body>
</html>

このように、PHP の開始タグと終了タグを正しく使うだけで、HTML の中に動的な処理を簡単に組み込むことができます。これが PHP を学ぶ最初の大事なステップになります。

3. コメントの書き方

3. コメントの書き方
3. コメントの書き方

PHP では、コードに説明を加えるために「コメント」を書くことができます。コメントは、プログラムの動作には影響しません。

一行コメント(// または #

一行コメントは、コードの途中や行末に追加できます。


<?php
// これは一行コメントです
echo "コメントの使い方"; # これも一行コメントです
?>

複数行コメント(/* ... */

複数行コメントは、長い説明を入れたいときに便利です。


<?php
/*
  これは複数行のコメントです。
  説明を長く書きたいときに使います。
*/
echo "複数行コメントの使い方";
?>

コメントを活用すると、コードの意味を後から理解しやすくなります。

4. PHP のコードを書くときのルール(インデントの重要性)

4. PHP のコードを書くときのルール(インデントの重要性)
4. PHP のコードを書くときのルール(インデントの重要性)

プログラムを読みやすくするためには、インデント(字下げ)を正しく使うことが重要です。インデントを統一することで、コードの構造が分かりやすくなり、エラーを見つけやすくなります。

例えば、次のようなインデントがないコードは読みにくいです。


<?php
if(true){
echo "インデントがないと読みにくい";
}
?>

しかし、適切にインデントすると、一目でコードの構造が分かるようになります。


<?php
if (true) {
    echo "インデントをつけると読みやすい";
}
?>

このように、インデントを付けることで、条件分岐やループの範囲が明確になり、バグを防ぎやすくなります

-

5. インデントのやり方と推奨スタイル(スペース or タブ)

5. インデントのやり方と推奨スタイル(スペース or タブ)
5. インデントのやり方と推奨スタイル(スペース or タブ)

PHP では、インデントの方法としてスペースタブのどちらかを使用します。どちらを使うかはチームのルールによりますが、一般的には スペース4つ または タブ1つ を使うことが推奨されています。

スペース4つの例(推奨)


<?php
if (true) {
    echo "これはスペース4つのインデントです";
}
?>

タブ1つの例


<?php
if (true) {
	echo "これはタブ1つのインデントです";
}
?>

どちらを使うかは開発環境のルールに従いましょう。プロジェクトによっては、PSR-12(PHPのコードスタイルガイド)に従い、スペース4つを使うことが一般的です。

6. PHP のコードの見やすさを向上させるためのコツ

6. PHP のコードの見やすさを向上させるためのコツ
6. PHP のコードの見やすさを向上させるためのコツ

PHP のコードをきれいに書くために、以下のポイントを意識しましょう。

1. 適切なインデントを使う

コードのネスト(入れ子)が深くなっても、適切なインデントを使えば構造が分かりやすくなります。

2. 空行を使ってコードを整理する

適度に空行を入れることで、コードの区切りが分かりやすくなります。


<?php
function sayHello() {
    echo "こんにちは";
}

echo "関数の前に空行を入れると分かりやすい\n";

sayHello();
?>

3. コメントを適切に活用する

複雑な処理を説明するために、コメントを適切に活用しましょう。ただし、不要なコメントはコードを読みにくくするため、必要な部分にだけコメントを記述するのが重要です。


<?php
// ユーザーの名前を取得して表示する
$name = "太郎";
echo "こんにちは、" . $name . "さん";
?>

4. コードの長さを適切にする

1行のコードが長くなりすぎると読みにくくなるため、適度に改行を入れることをおすすめします。


<?php
// 長すぎるコード(読みにくい)
echo "これは非常に長い文字列を出力するコードですが、適切に改行しないととても読みにくくなります。";

// 適切に改行(読みやすい)
echo "これは非常に長い文字列を出力するコードですが、" .
     "適切に改行すると読みやすくなります。";
?>

このように、適度に改行を入れることでコードの可読性を向上させることができます。

5. コードの整形ツールを活用する

コードのフォーマットを統一するために、以下のツールを活用しましょう。

  • PHP-CS-Fixer: コードの整形を自動で行うツール
  • PHP_CodeSniffer: コードスタイルのチェックツール
  • VS Code のフォーマッター: Visual Studio Code でコードの自動整形が可能

7. 実際にPHPの基本コードを書いてみよう(簡単なサンプルコード)

7. 実際にPHPの基本コードを書いてみよう(簡単なサンプルコード)
7. 実際にPHPの基本コードを書いてみよう(簡単なサンプルコード)

ここまで PHP の基本構文について学んできました。実際に、簡単な PHP のコードを書いてみましょう。

まずは、PHP で「こんにちは、PHP!」と表示するプログラムです。


<?php
echo "こんにちは、PHP!";
?>

このコードを実行すると、以下のように表示されます。


こんにちは、PHP!

次に、変数を使って名前を出力するサンプルを見てみましょう。


<?php
$name = "太郎";
echo "こんにちは、" . $name . "さん!";
?>

こんにちは、太郎さん!

PHP では、$ を使って変数を定義し、文字列を連結することで動的なメッセージを作ることができます。

次に、if 文を使った条件分岐の例を紹介します。


<?php
$age = 18;
if ($age >= 18) {
    echo "あなたは成人です。";
} else {
    echo "あなたは未成年です。";
}
?>

あなたは成人です。

このように、条件分岐を使うことで状況に応じた処理を実行できます。

8. よくある初心者のミス(タグの閉じ忘れ、コメントの書き方ミス、インデントのズレ)

8. よくある初心者のミス(タグの閉じ忘れ、コメントの書き方ミス、インデントのズレ)
8. よくある初心者のミス(タグの閉じ忘れ、コメントの書き方ミス、インデントのズレ)

PHP を始めたばかりの初心者がよくやる間違いについて解説します。

1. タグの閉じ忘れ

PHP のコードは <?php で始まり、適切に ?> で閉じる必要があります。しかし、閉じ忘れるとエラーになります。

間違った例:


<?php
echo "これは間違ったコードです";

正しい例:


<?php
echo "これは正しいコードです";
?>

2. コメントの書き方ミス

コメントを正しく使わないと、コードが正常に動作しなくなることがあります。

間違った例:


<?php
echo "こんにちは"; /* ここでコメントが閉じていない
echo "PHP!";
?>

正しい例:


<?php
echo "こんにちは"; /* ここでコメントが閉じている */
echo "PHP!";
?>

3. インデントのズレ

インデントがズレていると、コードの構造が分かりにくくなります。

間違った例:


<?php
if (true) {
echo "これはインデントがズレていて読みにくい";
}
?>

正しい例:


<?php
if (true) {
    echo "これはインデントが適切で読みやすい";
}
?>

インデントを適切に使うことで、コードの可読性が向上します。

9. PHPの基本構文を理解することの重要性

9. PHPの基本構文を理解することの重要性
9. PHPの基本構文を理解することの重要性

PHP の基本構文を理解することは、Web 開発をスムーズに進めるためにとても重要です。

1. コードの読みやすさが向上する

適切なインデントやコメントを使うことで、他の人が読んでも分かりやすいコードになります。

2. バグを減らせる

タグの閉じ忘れやインデントミスを防ぐことで、エラーの発生を減らすことができます。

3. さまざまなプロジェクトに対応できる

PHP の基本をしっかり学ぶことで、WordPress や EC サイトの開発など、さまざまなプロジェクトで活躍できます。

PHP をマスターする第一歩として、今回学んだ基本構文をしっかり身につけましょう!

まとめ

まとめ
まとめ

PHP の基本構文として、開始タグ終了タグの正しい使い方、コメントの種類と記述方法、そしてインデントの重要性についてしっかり学びました。特に、<?php?> などの構文ミスやコメントの書き忘れは初心者に多いミスであり、タグの閉じ忘れコメントの記述ミスは PHP の実行エラーにつながります。

また、インデントにおいてはスペース4つを使うことが一般的であり、PSR-12 などのコードスタイルガイドに従うことで、チーム全体で統一感のあるコードを書くことができます。読みやすいコードは、保守性チーム開発の観点からも非常に重要です。

コメントについても、一行コメント(//#)と複数行コメント(/* */)を適切に使い分けることで、コードの意味を明確に伝えることができます。コメントはただの説明ではなく、将来の自分や他人への大切なメッセージとなります。

さらに、空行を使ったコードの整理や、可読性を意識した改行など、プロの現場でも重視されるスタイルも学びました。特に、長い文字列を分割して読みやすくするテクニックや、関数の前後に空行を挿入するといった工夫は、初心者が書くコードの質をワンランク上げてくれます。

PHP の基本文法を理解することは、WordPress のテーマ作成フォーム処理データベースとの連携など、将来的な PHP 活用の第一歩になります。以下は、これまでの学びを活かした基本的な PHP コードのサンプルです。


<?php
// 名前を使って挨拶する関数
function greet($name) {
    echo "こんにちは、" . $name . "さん!";
}

$name = "花子";

if (!empty($name)) {
    greet($name);
} else {
    echo "名前が入力されていません。";
}
?>

このコードでは、関数定義条件分岐コメントインデントといった、記事内で解説した内容がすべて盛り込まれています。構造が明確で、読みやすく、修正しやすいコードを書く習慣を、この段階から意識しておくと将来大きな差になります。

今後はさらに、ループ配列ファイル操作など、PHP の応用的な文法へと進んでいきましょう。そのためにも、今回学んだ「タグ」「コメント」「インデント」といった基本を確実に身につけておくことが大切です。

先生と生徒の振り返り会話

新人

「PHP の書き方がかなり分かってきました!開始タグやコメント、インデントも大事なんですね!」

先輩

「うん、それぞれの構文が正しく使えるようになれば、エラーも減って読みやすいコードが書けるようになるよ。」

新人

「あと、インデントをちゃんとつけると、自分でも何を書いてるか理解しやすくなりました!」

先輩

「それが一番大事。今後は関数やループ、配列も学ぶけど、この基本ができていればスムーズに理解できるよ。」

新人

「次はもっとPHPの機能を使いこなせるように頑張ります!」

先輩

「いい意気込みだね。焦らず、基本をしっかり固めながらステップアップしていこう!」

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

PHPの開始タグと終了タグって何ですか?どう書けばいいですか?

PHPの開始タグは「<?php」、終了タグは「?>」です。この2つのタグで囲むことで、PHPのコードを記述する範囲を明確にできます。

PHPでHTMLと一緒にコードを書くにはどうしたらいいですか?

PHPはHTMLの中に埋め込んで使えます。開始タグと終了タグで囲んだ部分にPHPコードを記述することで、HTMLと連携した動的ページを作成できます。
コメント
コメント投稿は、ログインしてください

まだ口コミはありません。

カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
PHP
PHPのCookieセキュリティを完全ガイド!初心者でもわかるSecureとHttpOnlyの使い方
New2
PHP
PHPのCSRF対策を完全理解!トークンを使った安全なフォーム送信の仕組みを初心者向けに徹底解説
New3
PHP
PHPのSQLインジェクション対策を完全解説!初心者でも安全にデータベースを扱う方法
New4
PHP
PHPでカウントダウンタイマーを作る方法!初心者向けにやさしく解説
-
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
Python
Pythonでテキストファイルを1行ずつ読み込む方法(readline() / readlines())
No.2
Java&Spring記事人気No2
PHP
初心者向けPHPでMySQLからデータを取得する方法(SELECT文)完全ガイド
No.3
Java&Spring記事人気No3
Python
Pythonのリストの重複を削除する方法を解説!初心者向けにsetとdict.fromkeysの使い方をやさしく説明
No.4
Java&Spring記事人気No4
Python
Pythonで経過時間を測る方法をやさしく解説!初心者向けtime.perf_counterとtime.sleepの使い方
No.5
Java&Spring記事人気No5
Python
PythonでExcelファイル(.xlsx)を操作する方法を徹底解説!初心者でもできるopenpyxl・pandasの使い方
No.6
Java&Spring記事人気No6
Python
Pythonでエラースタックトレースを表示・取得する方法を徹底解説!初心者向け例外処理入門
No.7
Java&Spring記事人気No7
PHP
PHPのXSS対策を完全ガイド!初心者でもわかる安全なWebアプリの作り方
No.8
Java&Spring記事人気No8
PHP
PHPのOAuth認証をやさしく解説!Google・Facebookログインを初心者向けに実装しよう
-
-