カテゴリ: Python 更新日: 2025/10/26

Pythonで現在の日付・時刻を取得する方法!初心者にもわかるdatetime.now()とtoday()

Pythonで現在の日付・時刻を取得する方法(datetime.now() / today())
Pythonで現在の日付・時刻を取得する方法(datetime.now() / today())

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonで今の時間や今日の日付を知りたいんですが、どうやって書けばいいんですか?」

先生

「Pythonにはdatetimeというモジュールがあって、now()today()を使えば簡単に現在の時刻や日付を取得できますよ。」

生徒

「それってどういう違いがあるんですか?あと、使い方も教えてほしいです!」

先生

「それじゃあ、datetime.now()datetime.today()の違いと、実際の使い方を一緒に見ていきましょう!」

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1. Pythonで現在の日時を扱うには?

1. Pythonで現在の日時を扱うには?
1. Pythonで現在の日時を扱うには?

Python(パイソン)で「今」の日付や時刻を知りたいときは、標準モジュールであるdatetime(デイトタイム)を使います。これは、カレンダーや時計のような役割を持つ便利な機能です。

まず、datetimeモジュールを読み込むには以下のように書きます。


import datetime

これで、日付時間の情報を自由に操作できるようになります。

2. datetime.now()で現在の日時(時刻含む)を取得

2. datetime.now()で現在の日時(時刻含む)を取得
2. datetime.now()で現在の日時(時刻含む)を取得

datetime.now()を使うと、「年月日」に加えて「時・分・秒」まで含まれた現在の日時を取得できます。つまり、カレンダーと時計が一緒になったような情報です。


import datetime

now = datetime.datetime.now()
print("現在の日時:", now)

現在の日時: 2025-09-03 14:55:21.123456

このように、2025-09-03が日付で、14:55:21.123456が時刻になります。最後の数字は「マイクロ秒」といって、1秒よりもさらに細かい時間を表しています。

3. datetime.date.today()で日付だけを取得

3. datetime.date.today()で日付だけを取得
3. datetime.date.today()で日付だけを取得

日付だけが欲しい場合には、datetime.date.today()を使うのが便利です。「時・分・秒」の情報はいらないというときに使います。


import datetime

today = datetime.date.today()
print("今日の日付:", today)

今日の日付: 2025-09-03

このように、日付だけが表示されてシンプルです。スケジュール管理や期限の計算などに使えます。

4. datetime.today()との違いに注意

4. datetime.today()との違いに注意
4. datetime.today()との違いに注意

datetime.today()という似た名前の関数もありますが、これはdatetime.now()とほぼ同じ動きをします。現在の「日時」を取得できます。


import datetime

dt = datetime.datetime.today()
print("datetime.today()の出力:", dt)

datetime.today()の出力: 2025-09-03 14:55:21.123456

違いは内部的なタイムゾーンの扱いなど細かい点ですが、初心者の方はまずnow()を使えば問題ありません。

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5. 年・月・日・時・分・秒を個別に取り出す方法

5. 年・月・日・時・分・秒を個別に取り出す方法
5. 年・月・日・時・分・秒を個別に取り出す方法

取得した日時から、たとえば「年だけ」「月だけ」などの情報を取り出すこともできます。


import datetime

now = datetime.datetime.now()
print("年:", now.year)
print("月:", now.month)
print("日:", now.day)
print("時:", now.hour)
print("分:", now.minute)
print("秒:", now.second)

これにより、画面表示やファイル名に日時を使いたいときに役立ちます。

6. 日時を日本語形式で表示するには?

6. 日時を日本語形式で表示するには?
6. 日時を日本語形式で表示するには?

普通のprint()だと「2025-09-03」や「14:55:21.123456」のような形式になりますが、日本語で「2025年9月3日」や「14時55分」などの形にするにはstrftime()(ストラフトタイム)という関数を使います。


import datetime

now = datetime.datetime.now()
print(now.strftime("%Y年%m月%d日 %H時%M分%S秒"))

2025年09月03日 14時55分21秒

主な書き方の意味

  • %Y:年(4桁)
  • %m:月(2桁)
  • %d:日(2桁)
  • %H:時(24時間)
  • %M:分
  • %S:秒

7. 時間の取得を使った身近な例

7. 時間の取得を使った身近な例
7. 時間の取得を使った身近な例

「今の時間が夜だったらおやすみメッセージを出す」といったプログラムも作れます。これもdatetime.now()を使えば簡単にできます。


import datetime

now = datetime.datetime.now()

if now.hour >= 22:
    print("もう夜遅いですね。おやすみなさい!")
else:
    print("まだ起きてても大丈夫な時間ですね。")

まだ起きてても大丈夫な時間ですね。

このように、時間を使ってメッセージを変えるなど、実用的な工夫ができます。

8. よくあるエラーと注意点

8. よくあるエラーと注意点
8. よくあるエラーと注意点

よくある間違いとして、nowtodayを直接使ってしまい、エラーになるパターンがあります。必ずdatetime.を前につけるようにしましょう。


# 間違った例(エラーになる)
now = now()

# 正しい例
now = datetime.datetime.now()

また、import datetimeを忘れると、そもそもdatetimeが使えずエラーになります。

9. datetimeの使い方まとめの前に

9. datetimeの使い方まとめの前に
9. datetimeの使い方まとめの前に

この記事では、Pythonで現在の日付や時刻を取得する方法としてdatetime.now()datetime.date.today()の使い方を詳しく解説しました。初心者でも簡単に使えるように、例えや実例をまじえて丁寧に紹介しました。

今後のプログラム作成や学習に、ぜひ活かしてみてください。

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