カテゴリ: PHP 更新日: 2025/10/15

PHPのexplodeとimplodeの使い方を完全解説!初心者でもわかる文字列と配列の変換方法

PHP の explode(), implode() を使った文字列と配列の変換
PHP の explode(), implode() を使った文字列と配列の変換

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「PHPで文字列をバラバラに分けたり、逆にくっつけたりってできますか?」

先生

「できますよ!explode関数で文字列を分割して配列に、implode関数で配列を文字列に戻すことができます。」

生徒

「それってどんなときに使うんですか?難しそう…」

先生

「メールアドレスの一覧や、カンマ区切りのデータを扱いたいときにとても便利です。やさしく解説するので一緒に見ていきましょう!」

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1. explode関数とは?文字列を分割して配列にする方法

1. explode関数とは?文字列を分割して配列にする方法
1. explode関数とは?文字列を分割して配列にする方法

explode(エクスプロード)関数は、文字列を区切り文字で分割して配列にするPHPの関数です。
例えば「りんご,みかん,バナナ」という文字列を,(カンマ)で区切って、果物の一覧にできます。


$text = "りんご,みかん,バナナ";
$array = explode(",", $text);
print_r($array);

実行結果:


Array
(
    [0] => りんご
    [1] => みかん
    [2] => バナナ
)

このように、文字列を区切って配列に変換できます。フォームで入力されたカンマ区切りの値などを扱うときに便利です。

2. implode関数とは?配列を文字列にくっつける方法

2. implode関数とは?配列を文字列にくっつける方法
2. implode関数とは?配列を文字列にくっつける方法

次に、配列をimplode(インプロード)関数を使って文字列に変換する方法を見てみましょう。
例えば、複数の単語を1つの文章にしたいときに使えます。


$array = ["りんご", "みかん", "バナナ"];
$text = implode("、", $array);
echo $text;

実行結果:


りんご、みかん、バナナ

このように、配列の要素を「、」や「-」など好きな文字でつなげて1つの文字列にできます。

3. explodeとimplodeはセットで使うと便利

3. explodeとimplodeはセットで使うと便利
3. explodeとimplodeはセットで使うと便利

explodeimplodeは、セットで使うことが多いPHPの文字列処理関数です。
たとえば、データを一時的に保存するときは文字列にして、あとで配列に戻すという使い方ができます。


$text = "PHP,JavaScript,Python";
$langArray = explode(",", $text);

$newText = implode(" / ", $langArray);
echo $newText;

実行結果:


PHP / JavaScript / Python

このように、文字列→配列→文字列と自由に変換できます。

4. 区切り文字は自由に設定できる

4. 区切り文字は自由に設定できる
4. 区切り文字は自由に設定できる

explodeimplodeでは、区切り文字(セパレーター)を自由に設定できます。
よく使われるのは以下のような文字です。

  • ,(カンマ)
  • |(パイプ)
  • スペース
  • /(スラッシュ)

例えば、半角スペースで区切る場合:


$text = "HTML CSS JavaScript";
$words = explode(" ", $text);
print_r($words);
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5. implodeはjoinと同じ意味

5. implodeはjoinと同じ意味
5. implodeはjoinと同じ意味

implodeは、joinという別名でも使えます。どちらを使っても結果は同じです。


$fruits = ["いちご", "もも", "ぶどう"];
echo join("・", $fruits);

出力:


いちご・もも・ぶどう

joinは英語で「つなげる」という意味があり、配列の要素を1つにまとめるという点ではimplodeとまったく同じ働きをします。

6. フォームの入力データにも使える

6. フォームの入力データにも使える
6. フォームの入力データにも使える

たとえばチェックボックスなどで複数選択された項目をimplodeで1つの文字列にまとめて保存することができます。

逆に、保存された文字列をexplodeで配列に戻せば、編集画面で選択状態を再現できます。


// フォームから受け取った配列
$hobbies = ["映画", "音楽", "読書"];

// カンマでつなげて保存
$saveText = implode(",", $hobbies);

// 保存した文字列を取り出して配列に戻す
$restoreArray = explode(",", $saveText);

このように、explodeとimplodeは、PHPで文字列と配列を自由に行き来するための大切な関数です。

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