カテゴリ: Python 更新日: 2025/11/19

Pythonのクラスとは?基本の定義とインスタンスの作成方法を初心者向けに解説

Pythonのクラスとは?基本の定義とインスタンスの作成方法
Pythonのクラスとは?基本の定義とインスタンスの作成方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、Pythonで“クラス”ってよく聞きますけど、いったい何なんですか?」

先生

「いい質問ですね。Pythonのクラスは、簡単に言うと“設計図”のようなものなんですよ。」

生徒

「設計図?それってどういう意味ですか?」

先生

「たとえば“犬”というものを考えてみましょう。犬の名前や年齢、吠えるという行動をまとめたもの、それがクラスなんです。」

生徒

「なるほど…。でも実際にPythonでどう書くのかも知りたいです!」

先生

「それでは、Pythonのクラスの基本とインスタンスの作り方を、一緒に学んでいきましょう!」

-

1. Pythonのクラスとは何か?

1. Pythonのクラスとは何か?
1. Pythonのクラスとは何か?

Python(パイソン)のクラスとは、「オブジェクト指向プログラミング」の基本となる機能で、「同じ種類のものをひとまとめにする仕組み」です。もっと簡単に言うと、「何かを作るための設計図」です。

たとえば「車」を作りたいとき、車の色や形、走る機能などをあらかじめ定義しておけば、同じ仕組みで何台でも車を作ることができますよね。それと同じで、Pythonのクラスを使うと、「似たようなデータと機能」をひとつにまとめられます。

2. Pythonのクラスを定義する方法

2. Pythonのクラスを定義する方法
2. Pythonのクラスを定義する方法

クラスはclassというキーワードを使って定義します。クラス名は英語で意味のある単語にして、最初は大文字にするのがルールです。次に、Pythonで犬(Dog)を表すクラスを定義してみましょう。


class Dog:
    def __init__(self, name, age):
        self.name = name
        self.age = age

    def bark(self):
        print(f"{self.name} がワンワンと吠えています!")

この例では、Dogというクラスの中に、2つの「属性(そくせい)」と、1つの「メソッド(関数のようなもの)」を定義しています。

  • __init__(イニット)という特別な関数は、「クラスから実体(インスタンス)を作るときに使われる関数」です。
  • selfとは、「自分自身(そのクラス自身)」を意味する特別な言葉で、クラス内では必ず使います。

3. クラスからインスタンスを作るとは?

3. クラスからインスタンスを作るとは?
3. クラスからインスタンスを作るとは?

インスタンスとは、「クラスから作られた実際のモノ」のことです。たとえば、クラスDogは設計図ですが、そこから作った「ポチ」や「タロウ」などの実物がインスタンスです。

では、さっきのDogクラスからインスタンスを作ってみましょう。


dog1 = Dog("ポチ", 3)
dog2 = Dog("タロウ", 5)

dog1.bark()
dog2.bark()

ポチ がワンワンと吠えています!
タロウ がワンワンと吠えています!

このようにして、クラスをもとに「いろいろな個体(インスタンス)」を簡単に作ることができます。まるで「型」を使って商品をどんどん作る工場のようですね!

4. クラスを使うメリットとは?

4. クラスを使うメリットとは?
4. クラスを使うメリットとは?

クラスを使うことで、次のようなメリットがあります。

  • 同じ種類のデータと機能をまとめて管理できる
  • 再利用しやすくなる
  • プログラムが整理されて読みやすくなる

たとえば、ゲームを作る場合、「キャラクター」や「アイテム」などをクラスで管理すれば、追加や変更もラクになります。

-

5. 初心者がつまずきやすいポイントと対策

5. 初心者がつまずきやすいポイントと対策
5. 初心者がつまずきやすいポイントと対策

Pythonのクラスで初心者がよくつまずくのが、「selfって何?」や「__init__ってどう使うの?」といった部分です。

selfは「そのクラスの中で、自分自身を指すキーワード」で、クラスの中で属性(変数)やメソッドにアクセスするときに必ず使います。

__init__は「クラスからインスタンスを作るときに最初に呼ばれる関数」で、「初期化(しょきか)」の意味があります。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、「クラス=設計図」「インスタンス=実物」と覚えておけば、だんだん慣れていきますよ!

6. 実生活の例で理解しよう:お弁当のクラス

6. 実生活の例で理解しよう:お弁当のクラス
6. 実生活の例で理解しよう:お弁当のクラス

プログラムを難しく感じる人は、実生活に置き換えて考えてみると理解が深まります。

たとえば「お弁当」のクラスを考えてみましょう。


class Bento:
    def __init__(self, main, side):
        self.main = main
        self.side = side

    def show(self):
        print(f"メイン:{self.main}、おかず:{self.side}")

bento1 = Bento("ハンバーグ", "ポテトサラダ")
bento2 = Bento("焼き魚", "ひじき")

bento1.show()
bento2.show()

メイン:ハンバーグ、おかず:ポテトサラダ
メイン:焼き魚、おかず:ひじき

このように、同じBentoクラスから、いろいろなお弁当を作ることができます。

実物にたとえると、クラスは「お弁当箱の型」で、インスタンスは「その型で作ったお弁当」なんです。

7. Pythonのクラスを活用するために覚えたいキーワード

7. Pythonのクラスを活用するために覚えたいキーワード
7. Pythonのクラスを活用するために覚えたいキーワード

この記事では「クラス」「インスタンス」「self」「__init__」といった言葉が出てきました。どれもPythonでオブジェクト指向プログラミングを行う上でとても大切です。

  • クラス(class):設計図
  • インスタンス:クラスから作られた実体
  • self:自分自身を指す
  • __init__:最初に呼び出される関数(初期化)

プログラミング未経験でも、こうした言葉を身近な例で覚えていくことで、Pythonの世界が少しずつ広がっていきます。

コメント
コメント投稿は、ログインしてください

まだ口コミはありません。

関連記事:
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
PHP
PHP のフォームデータの受け取り($_POST, $_GET)を完全解説!初心者向けガイド
New2
PHP
PHPのスコープとは?グローバル・ローカル・スーパーグローバルを完全解説!
New3
PHP
PHPの演算子をやさしく解説!算術・比較・論理・ビット演算子の使い方
New4
PHP
PHP の変数とは?基本的な使い方とデータ型を徹底解説!
-
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
Python
Pythonで辞書のキー・値・アイテムを取得する方法(keys(), values())
No.2
Java&Spring記事人気No2
Python
Pythonで辞書のネスト構造(入れ子辞書)を扱う方法 初心者向け完全ガイド
No.3
Java&Spring記事人気No3
Python
Pythonでエラースタックトレースを表示・取得する方法を徹底解説!初心者向け例外処理入門
No.4
Java&Spring記事人気No4
Python
PythonでMySQLに接続する方法を完全解説!初心者でもわかるpymysqlの基本
No.5
Java&Spring記事人気No5
Python
PythonでExcelファイル(.xlsx)を操作する方法を徹底解説!初心者でもできるopenpyxl・pandasの使い方
No.6
Java&Spring記事人気No6
PHP
PHP の日付と時間の取得(date, time, strtotime)を完全解説!初心者でもわかる使い方
No.7
Java&Spring記事人気No7
PHP
PHPで画像ファイルをアップロードする方法を初心者向けに徹底解説!わかりやすい画像処理入門
No.8
Java&Spring記事人気No8
PHP
PHP のデータ型を完全ガイド!初心者でもわかる int, string, float, bool など
-
-