カテゴリ: PHP 更新日: 2025/11/18

PHPのreturnの使い方を解説!初心者でもわかる関数の終わらせ方と戻り値

PHP の return の使い方と関数の終了方法
PHP の return の使い方と関数の終了方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「PHPで関数を作るとき、returnってよく出てくるんですけど、これは何をするんですか?」

先生

returnは、関数の中で答えを外に返したり、途中で関数の処理を終了させるための命令だよ。」

生徒

「関数の処理を途中で止めたり、外に返すってどういうことですか?」

先生

「じゃあ、日常の例えを交えながら、PHPのreturnの使い方と関数の終了方法についてやさしく説明していくね!」

-

1. PHPのreturnとは?初心者向けにやさしく解説

1. PHPのreturnとは?初心者向けにやさしく解説
1. PHPのreturnとは?初心者向けにやさしく解説

return(リターン)は、PHPの関数の中でよく使われるキーワードです。「結果を外に返す」「関数の処理をそこで終わらせる」という役割があります。

たとえば、お店で商品を注文して「はい、これが注文された商品です!」と渡すとき、それが「returnする」というイメージです。

「関数」は、あらかじめ決められた処理をまとめたもの。そこで出た結果を返すのがreturnです。

2. PHPのreturnを使った関数の基本

2. PHPのreturnを使った関数の基本
2. PHPのreturnを使った関数の基本

PHPで関数を作ってreturnを使う基本の書き方はこちらです。


<?php
function add($a, $b) {
    return $a + $b;
}

$result = add(3, 5);
echo $result; // 8と表示される
?>

return $a + $b;は、「引数(ひきすう)の$aと$bを足して、その結果を返すよ」という意味です。

引数というのは、関数に渡す情報のこと。「材料」だと思ってください。

3. returnがあると何ができるの?

3. returnがあると何ができるの?
3. returnがあると何ができるの?

returnがあると、関数の結果を他の場所で使えるようになります。たとえば計算結果を次の処理に使ったり、画面に表示したりできます。

逆にreturnがないと、関数の中だけで終わってしまい、外からはその結果がわかりません。

日常で例えるなら、「自動販売機にお金を入れてボタンを押したのに、商品が出てこない」と同じような感じです。

4. returnで関数の処理を終了させる方法

4. returnで関数の処理を終了させる方法
4. returnで関数の処理を終了させる方法

returnは、「関数の結果を返す」だけでなく、「そこで関数の処理を終わらせる」こともできます。


<?php
function checkAge($age) {
    if ($age < 18) {
        return "未成年です";
    }
    return "大人です";
}

echo checkAge(16); // 未成年です
?>

このように、if文とreturnを組み合わせることで、「条件によって早めに処理を終わらせる」ことができます。

無駄な処理を減らすことができるので、効率的なプログラムになります。

-

5. returnの戻り値(もどりち)って何?

5. returnの戻り値(もどりち)って何?
5. returnの戻り値(もどりち)って何?

returnで返される値のことを「戻り値(もどりち)」といいます。

「関数の中で出た答え」だと考えてください。たとえば、計算結果やメッセージなどが戻り値になります。


<?php
function greet($name) {
    return "こんにちは、" . $name . "さん!";
}

$message = greet("太郎");
echo $message;
?>

この場合、greet("太郎")の戻り値は「こんにちは、太郎さん!」になります。

6. returnなしの関数はどうなる?

6. returnなしの関数はどうなる?
6. returnなしの関数はどうなる?

returnを書かずに関数を作ることもできます。ですが、その場合は「戻り値」がありません。

つまり「関数を使っても結果が返ってこない」ので、他の場所で使いにくくなります。


<?php
function hello() {
    echo "こんにちは!";
}

$val = hello(); // 戻り値はなし
?>

hello()の実行はできますが、$valには何も代入されません。

7. returnで返せるデータの種類

7. returnで返せるデータの種類
7. returnで返せるデータの種類

returnは、いろんな種類のデータを返すことができます。

  • 数値(例:return 100;
  • 文字列(例:return "こんにちは";
  • 配列(例:return [1, 2, 3];
  • 真偽値(しんぎち)(例:return true;false;

どのデータ型でも、関数の外に返すことができます。

8. returnを複数使うときの注意点

8. returnを複数使うときの注意点
8. returnを複数使うときの注意点

1つの関数の中にreturnを複数書いてもOKですが、最初にreturnが実行されると、それ以降の処理は無視されます。

たとえば次のコードでは、最初のreturnで処理が終わるので、2つ目のreturnは実行されません。


<?php
function test() {
    return "最初のreturn";
    return "これは実行されない";
}
?>

このように、「どこでreturnが実行されるか」がとても大切です。

まとめ

まとめ
まとめ

PHPの関数を理解するうえで、returnの使い方はとても重要です。returnは関数の処理を終了させるだけでなく、その結果を呼び出し元に返すことで、プログラムの流れをスムーズにしたり、再利用性を高めたりする役割を担っています。

たとえば計算処理を行う関数では、returnによって答えを戻すことで、別の場所でその結果を使えるようになります。逆にreturnを書かなければ、関数はただ処理するだけで、結果を他の場所で活用することはできません。この違いを意識するだけで、コードの書き方や構造がぐんとわかりやすくなります。

また、returnは条件分岐と組み合わせて使うことで、途中で関数の処理を打ち切ることもできます。これにより、不要な処理を避けて、効率的なロジックを実現できます。たとえば年齢をチェックしてメッセージを返す関数などがその典型です。

さらに、returnで返せるデータの種類も多様で、数値、文字列、配列、真偽値など、さまざまな形式を柔軟に扱える点もPHPの魅力です。以下に、これまでのポイントを整理したサンプルコードをもう一度確認しておきましょう。

■PHPのreturnを使ったサンプルまとめ


<?php
// 数値を返す関数
function multiply($x, $y) {
    return $x * $y;
}

// 条件によってメッセージを返す関数
function getStatus($score) {
    if ($score < 50) {
        return "不合格です";
    }
    return "合格です";
}

// 配列を返す関数
function getFruits() {
    return ["りんご", "バナナ", "みかん"];
}

// 真偽値を返す関数
function isAdult($age) {
    return $age >= 18;
}
?>

このようにreturnを適切に使えば、PHPでの関数設計が格段に理解しやすくなります。
初心者の方もまずは簡単な関数からreturnを取り入れてみると、自然とプログラム全体の流れがつかめるようになります。関数の中だけで処理が完結してしまわず、結果をどう活かすかを意識することが、ステップアップへの第一歩です。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「先生、PHPのreturnって、ただの『終わり』じゃなくて、ちゃんと結果を返すっていう役割があるんですね!」

先生

「そうだね。関数の中で何を計算したか、どんな条件に当てはまったか、その答えを外に届けるのがreturnなんだ。」

生徒

returnがなかったら、せっかくの処理結果が使えないままなんですね。」

先生

「まさにその通り。だから、関数を作るときは『この関数の答えは何か?』を考えて、ちゃんとreturnで返すことが大切だよ。」

生徒

「なるほど…!計算や条件判定だけじゃなくて、配列とかtrue/falseも返せるってすごいですね!」

先生

「そうだね。PHPのreturnはとても柔軟なんだ。これからいろんな場面で活用していこう!」

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

PHPのreturnとは何をするキーワードなのか初心者向けに知りたいです

PHPのreturnは関数の処理を終了させて結果を外に返すための重要なキーワードで、戻り値を返す役割と処理を打ち切る役割の二つを持っています。
コメント
コメント投稿は、ログインしてください

まだ口コミはありません。

カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
PHP
PHPのCookieセキュリティを完全ガイド!初心者でもわかるSecureとHttpOnlyの使い方
New2
PHP
PHPのCSRF対策を完全理解!トークンを使った安全なフォーム送信の仕組みを初心者向けに徹底解説
New3
PHP
PHPのSQLインジェクション対策を完全解説!初心者でも安全にデータベースを扱う方法
New4
PHP
PHPでカウントダウンタイマーを作る方法!初心者向けにやさしく解説
-
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
Python
Pythonでテキストファイルを1行ずつ読み込む方法(readline() / readlines())
No.2
Java&Spring記事人気No2
PHP
初心者向けPHPでMySQLからデータを取得する方法(SELECT文)完全ガイド
No.3
Java&Spring記事人気No3
Python
Pythonのリストの重複を削除する方法を解説!初心者向けにsetとdict.fromkeysの使い方をやさしく説明
No.4
Java&Spring記事人気No4
PHP
PHPのXSS対策を完全ガイド!初心者でもわかる安全なWebアプリの作り方
No.5
Java&Spring記事人気No5
Python
Pythonで経過時間を測る方法をやさしく解説!初心者向けtime.perf_counterとtime.sleepの使い方
No.6
Java&Spring記事人気No6
Python
Pythonでエラースタックトレースを表示・取得する方法を徹底解説!初心者向け例外処理入門
No.7
Java&Spring記事人気No7
PHP
PHPのOAuth認証をやさしく解説!Google・Facebookログインを初心者向けに実装しよう
No.8
Java&Spring記事人気No8
Python
PythonでExcelファイル(.xlsx)を操作する方法を徹底解説!初心者でもできるopenpyxl・pandasの使い方
-
-